月が変わった7/1は朝4時前に起床した。
テントから外を見ると昨晩と同じ真っ白でガスの中…
とりあえず朝食を作って様子を見ていると雲の切れ間から富士山が見えてきた!
日の出と思われる時間から10分足らずで周囲の雲は流れて肩の小屋らしい景色が広がりました!!
北岳 肩の小屋
晴れたからにはさっさとパッキングを済ませて5時頃に北岳山頂に向けてスタート。
昨日はガスの中でしか見れなかったキタダケソウの写りも晴れてると映えます(笑)
北岳山頂へ
山頂までは一時間も掛からず登れてしまうので山頂までの間は太陽が昇ったばかりの雲海を拝みながら登れました。
山頂はまだ5組ぐらいしかいなくて元々広めの山頂がさらに広く感じた。
あまり人もいないので自撮りして遊びました(笑)
北岳~間ノ岳へ
ここから先は一度北岳山荘まで下ってから間ノ岳へ登り返します。
しばらくは大好きな稜線区間なのでノンビリ写真を撮りながら進みます。
途中の北岳山荘で休憩している時に小屋の人に聞きましたが、昨日までで関東の梅雨明けが発表されたみたい(^^;
梅雨の合間を狙ったはずなのに梅雨の終わりを狙った事になってしまった。
間ノ岳山頂
初の晴れの間ノ岳山頂!
3年前は雨で真っ白だったのでリベンジしたかったんだ!
一日で日本で2,3位の標高の山を制覇できました。
休憩していると到着した登山者から「虹が出てる!」と言われ振り返ると東側に彩雲が出てる!
昨年はGWの尾瀬で見たから1年振りの彩雲でした。
間ノ岳~三峰岳~野呂川越~両俣小屋
間ノ岳から塩見岳方面に少し進むと3つの分岐の三峰岳にでる。
いつか縦走したい塩見岳方面を横目に仙塩尾根の野呂川越に下り始める。
すぐに樹林帯に入り標高差1000mを降りてく…
(せっかく登ったのになぁ)
時間もまだ12時前だったので途中でハート型の植物を撮ったりしながらノンビリ下りました。
両股小屋
13時過ぎには両股小屋に到着したが、土曜なのに人が一人もいない💦
小屋番はこの業界では有名な星さんというおばちゃんが切盛りしていて、この日も一人でいました。(繁忙期はバイトさんが手伝いに来るそうです)
ここには広いテント場も在り、元々の計画ではテントを張るつもりだったんだけど前日の肩の小屋でエアマットに穴が空いたみたいで、1日目の夜は2時間に1回起きて空気を入れてました(-_-;)
2日目も同じ状況で寝るのはイヤなので小屋泊を選択。
小屋の宿帳に記入しながら気づいたけど、この小屋は前2日はお客さんが来なかったみたい💦
まぁ確かに仙丈ヶ岳に登るだけなら北沢峠から日帰りもできるし、わざわざ仙塩尾根を縦走する人は少ないんだろうなぁ。
(縦走するぐらい元気な人はテント泊だろうし…)
星さんに聞いたら、6月~7月初旬は数十人しか泊まりに来ないらしい。
それも登山客だけでなく釣り人(イワナ目当て)を含めての人数とのこと。
あと、この小屋は寝具の有無、夕食、昼食の有無で細かく選んで泊まることができます。(料金も微妙に変わります)
次の日のCTが11時間で朝早く登り始める予定だったので、この日は朝食無しで泊まりました。(元々がテン泊予定だったから食材は余ってる)
まだ日も出ているので結露で濡れたテントとグランドシートを干して時間をつぶしました。
暗くなる前に2組テント泊の人は来ましたが、小屋泊は自分一人だけだったので食事後は小屋の星さんとたわいない話をしてました。
(こういう時間ってホント大事だと思う…)
最後は飼い猫2匹にチャオチュールをあげて遊びました(笑)
3日目は北沢峠までのCTで11時間半なので朝3時半出発を決意し2日ぶりの布団で就寝です。
day3に続く…