Leicaと言えば単焦点レンズ。単焦点の標準レンズと言えば50mm。50mmのLマウントレンズはCanon Lens 50mm F1.8 Lと7Artisansの50mm F1.1は持っているけど一番使う50mmだけはM-P用にこだわりたい。。
- Nokton 50mm F1.2,C Sonnar 50mm F1.5とPlanar 50mm F2.0で迷う
- 最終的にはVoigtlander Nokton 50mm F1.2 Aspherical を選んだ
- フードはHaoge LH-VM35P
- M-P(Typ240)+Nokton 50mm F1.2 Asphericalの作例(US編)
- M-P(Typ240)+Nokton 50mm F1.2 Asphericalの作例(JPN編)
- 三ヵ月間Nokton 50mm F1.2を使ってみて
Nokton 50mm F1.2,C Sonnar 50mm F1.5とPlanar 50mm F2.0で迷う
やっぱりMマウントのレンズを検討する上で候補に挙がるのはコシナ製のレンズです。ライカレンズは憧れだけど50mmとなるとF2.0のSummicronでもかなりの高額となってしまうので現実的に購入出来る価格帯で魅力的なレンズが多いコシナが最有力候補になりました。
最初に検討したのはPlanar 50mm F2.0でした。EOS 6Dを持っていた時に使っていたPlanar 50mm F1.4 ZEの写りが感動的だった記憶があって、同じ50mmという事もありZMレンズ版のこのレンズにしようと思った。
ただ難点はF2.0というあまり明るくない開放値で手持ちのCanon lens 50mm F1.8 Lと被るので今回は見送った。
ただレビューしている人が少ないので試してみたいレンズではある。。
Planar 50mm F2.0の開放F値が暗いとなると次に候補となるのが同じコシナのC Sonnar 50mm F1.5となる。名前の通り伝統のSonnarレンズ構成の開放値もF1.5と明るめのレンズです。このレンズにしか出せない写りをするとかで魅力的なレンズなんだけど最短焦点距離が90cmと寄れない事がネックで常用50mmとしては候補からは外してしまいました。
最終的にはVoigtlander Nokton 50mm F1.2 Aspherical を選んだ
そして色々迷った末、最終的に選んだのはVoigtlander Nokton 50mm F1.2 Aspherical VMです。先の2つと同じコシナのレンズですがこちらはVoigtlanderのブランド。
以前はF1.1という尖ったモデルもあった様ですが、F1.2になって現代的なシャープな写りをするレンズに変わったみたいです。F1.2という明るさでこのレンズを選ぶ人が多いと思うけど、個人的にはF1.4ぐらいを探していたのでF1.2までの明るさは求めていませんでした。
ただレビュー記事をいろいろ見ていくと、さすがに開放F1.2では若干の滲みが出るみたいだけど中々シャープっぽく粘る感じの描写で、ボケもスゴイ綺麗とかでは無いけど手堅くまとめられている感じなので標準レンズっぽくて良い。
そしてこのレンズはEマウント版も販売しているのでコシナの標準レンズとして売っている感じに惹かれてこのレンズに決めました。
フードはHaoge LH-VM35P
レンズフードはもちろんVoigtlanderから純正フードが発売しているけど、角形フードが好きなのでのHaoge製のLH-VM35Pを選択。FUJIFILMの単焦点レンズにもHaoge製の角形フードを使っていたので作りの良さは知っていたので即決でした。
ちゃんと左上をファインダーを覗いたときにフードのケラレを低減できるように穴が開ているのも良い
このフードは作りもヨバネット式なのでしっかり取り付けられて純正キャップも装備可能です。
M-P(Typ240)+Nokton 50mm F1.2 Asphericalの作例(US編)
このレンズを購入したのがアメリカから帰る3週間前だったので向こうで写真を撮りに行けたのは2,3回ぐらいでした。2月なので天気が良い日を狙うのが大変💦
近所の公園
Columbus
帰国前の最後の週に行けたのは一番通ったColumbusだった。
M-P(Typ240)+Nokton 50mm F1.2 Asphericalの作例(JPN編)
代官山・渋谷周辺
2月末に帰国してすぐにソウル・ライターの写真展を見に行った。
コロナが本格的に流行る前にギリギリ行けてホント良かった。。
まつだ桜まつり/箱根湯本
帰国してすぐに友人と川津桜を見に行って、ついでに温泉入りに箱根湯本まで足を延ばした。ニュースでは知っていたけど箱根登山鉄道は台風19号の影響で動いていなかった。
ライカで花びらにピントを合わせるのは難しい事を知った一日。
大山下社
3月に実家の近所の大山に珍しく雪が降ったので手軽にケーブルカーで行ける下社へ行ってみた。
新宿
緊急事態宣言が明けた翌週の新宿はまだあまり活気が戻っていなかった。
三ヵ月間Nokton 50mm F1.2を使ってみて
M-P用に標準レンズとして買ったレンズだが写りの満足度は高い。SSが1/2000までのM-PではND4のフィルターを使わないと晴れだと白飛びしてしまうけど、中距離写真でもボケで立体感を出せるのはF1.2の魅力です。もちろん絞ってもパキっと写るので文句はありません。
言い方を変えるとF1.2の開放値以外は現代的で大きな特徴は無いレンズだけど長く使い込んでみたいレンズです。
最近はスナップでは85mmの中望遠を使って絵を切り取る感じの写真ばかり撮っていたので、真面目に50mmばかり使うと広く写って広角に感じてしまう。。
M-Pのレンジファインダーに慣れる練習の他に50mmに慣れる事にも練習が必要そうです。。。
まだα7ⅢやX-Pro2に装備したりする遊び方も残っているのでコロナが収束して出かけやすくなったらスナップしていこうと思います。