タイトル通り昨年の6月に2年間使用したX-T2をX-T3へ買い替えました。
X-T2は主に登山で使用していて特に不満は無かったけど、X-T4が発売されて手振れ補正と引き換えに大きくなってしまったボディは自分が求めてるコンパクト路線とは違うので当分買い替えないと決めてX-T3にアップデートしました。
性能
もう実用画素としてはX-T2から十分だった24MPだったので、X-T3の26MPに上がった事に大きな感動は無かった。(つうか差が分からん💦)
lightroomで現像していると少しダイナミックレンジが広くなったのは分かったけど劇的な変化では無いと思います。
正直、これから一眼をFUJIFILMで始めたいという人がいたら中古でX-T2を勧めます。
それぐらいX-T2でAPS-Cのミラーレスとしてはバランス良く完成していたと思う。
ただAFはアップデートを重ねるごとに速くなってます。特に初期に製造された全群繰出しのXF35mm F1.4 Rとかは顕著にAFの速さを実感出来ます。時々ピントが合わず「ジーコジーコ」言ってたののが無くなりました。
外装
X-T2からはキープコンセプトだったので間違い探しレベルで差がほとんどありません。
ボタン配置も変わらないし…
レンズ脱着ボタンが小さくなったぐらいなので、KAZAのボディスーツはX-T2用がそのまま使えました。(無理やりだけど)
X-T4から大型化のせいか軍幹部の形状が変わったのが個人的にカッコ悪いと感じる…
このシリーズはキープコンセプトで良いので次のX-T5は形状を戻して小型化して欲しいです。でもできればこのサイズで手振れ補正は欲しいなぁ。
レザーケースを着けちゃえば見えないんだけど背面の右下にあった「MADE IN JAPAN」が中国生産になったX-T3では消えてしまったのは少し寂しい…
フィルムシミュレーション(クラッシックネガを適用する裏技)
この記事を書いている時点ではX-Pro3から搭載されたクラッシックネガのフィルムシミュレーションはこのカメラでは使えません。
けど同じセンサーを搭載しているのだから何とか出来ないのかと探っていたら下記の記事を見つけました。
さすがに撮影中にクラッシックネガを使用する事は出来ないけど、RAWで保存したファイルを使えばCapture Oneで後から適用することができます。
なんといってもFujifilm版なら無料で使用出来ます!
Capture Oneで後から現像したクラシックネガの作例
このカメラを買ってすぐに三つ峠山に登って来たので作例として紹介します。
X-T2と比較してのまとめ
予想通りではありますが、良い意味でも悪い意味でも今まで使用していたX-T2と比較して劇的に変化したところは正直ありませんでした。
サイズ感に関してはX-T2から私の手に馴染むちょうど良いサイズをX-T3でも踏襲してくれた事は嬉しかった。AFは分かるぐらいに良くなった他は、「ちょっと変わったかな?」と思うぐらいの進化だけど、すでに完成されていたからあまり変化されなかったんだと思う。
X-T4は手振れ補正が搭載されてバリアングル液晶となり動画向けに振った感が強かったので、次のX-T5はスチル向けに戻ってくれるといいなぁ。
それまでは登山ではこのX-T3を使用する予定ですが、購入してからあまり使ってないα7ⅲを併用する方法を模索していきたいと思うこの頃です。
たいした比較ではありませんでしたがX-T3のレビューでした。