両俣小屋からスタートする3日目はAM3:00時起床で出発準備をして小屋の前で朝食を軽く済ませてAM4:00前には登り始めた。
出発時は暗かったけど、15分ぐらいしたら日が出てきて野呂川越まで登り返した頃にはすっかり明るくなっていた。
野呂川越~伊那荒川岳
日の出前から登り始めたのは久々だったから斜光が森に入ってくるのがキレイに見えた。
振り返ると縦構図が多い…
ここからしばらくは仙塩尾根の樹林帯区間をだらだら登っていきます。
急登は無いけど、地味なアップダウンで小気味よく疲れます。
1.5時間ぐらい進むと途中に一か所だけ稜線が見渡せるピークに出るのでテンションが上がる!
このルートは南アルプスの深い森を味わえるが良いけど、やっぱり展望のある稜線が一番楽しいんだよな(^^;
伊那荒川岳~仙丈ヶ岳
6時30分に伊那荒川岳の山頂に到着。
4時前にスタートして少し飛ばしたのでここまで2時間半ぐらい。
CTは3時間だから少しだけ早く着いた。
ここから先は1山超えればやっと稜線に出ます。
大仙丈ヶ岳まではイッキに高度を上げて2975mまで登る。
暑くて汗だくだけど展望が良いから許す(笑)
大仙丈ヶ岳の手前で本日初めて反対方向から人が歩いてきてほっとした(^^;
さすがに5時間ぐらい人に合わずに歩いていると不安になるんだよね。
9時頃にようやく大仙丈ヶ岳に到着!
CTだと10時半ぐらいになると思ってたけど稜線区間で結構時間を巻いたらしい。
ここまで来れば仙丈ヶ岳も30分ぐらいなのでだいぶ余裕が出来ました。
大仙丈ヶ岳までは仙丈ヶ岳からピストンする人が多いのか結構日が増えました。
自撮りをしてノンビリ山頂を目指す。
仙丈ヶ岳~仙丈小屋
仙丈ヶ岳山頂はこれまでのルートでは考えられないほどの人だかり…
写して無いですが100人ぐらいの人が山頂にいました(^^;
ここでは仙丈ヶ岳で見えなかった甲斐駒ヶ岳が顔を出したので今回のルートで主要な山はほとんど見れました!
仙丈小屋に降りる途中の場所が撮影スポットみたいで人が溜まってます。
15分ぐらい降りれば仙丈小屋で休憩がてら昼ご飯を頼もうと思ったけど、あまりメニューが無かったので残りの菓子パンを食べて北沢峠まで凌ぐことにしました。
仙丈小屋~小仙丈ヶ岳~北沢峠
小仙丈ヶ岳へのルートに出るには20分ぐらい登り返さなくてはならないから若干憂鬱だったけど、小屋の近くで雷鳥が出現!
こんなに晴れているのに出てくるのは珍しい!
人慣れしているのであまり真剣に逃げないので多少近づいて写真が撮り放題です(笑)
小仙丈ヶ岳まで降りてくる頃には雲が上がって来て向かいの甲斐駒は真っ白…
だけど途中でまたまた雷鳥に遭遇!
今度は登山道のど真ん中で砂浴びをしてるよ(^^;
この時はXF23mm F2 WRを装着していたのであまり寄れた写真は撮れなかったけど、これはこれで良いかぁ。
南アは雷鳥の数が多いとは聞くけど、晴れの日にこんなに出てくるものなのかな?
北沢峠までは雲の中のガスガス状態から樹林帯に入ったのであまり見どころ無く降りてきてしまった。
CTにビビッて芦安温泉方面の終バスの一本前ぐらいに乗れればいいやと思ってたけど、結果的には北沢峠に13時15分に到着しました(^^;
(この日の行動時間:8時間半)
休日なので臨時便が随時出発していたので待ち時間20分ぐらいでバスに乗れたのでさっさと広河原に戻りました。
広河原も10分差で芦安温泉へのバスがあったので直帰することに決めて帰ることにした。
結果的に駐車場には15時前に着いたけど、バスを降りた瞬間の35℃近い気温に吐き気がした(;´Д`)
あぁ、下界に戻って来てしまったんだなぁ…
途中、温泉に入り炎天下の山梨県を通って現実世界に帰りました(;^ω^)