1年前に購入したXマウント用のSAMYANG 8mm F2.8 UMC FISH-EYE IIで撮った写真がだいぶ溜まってきたので、登山で撮りためた星空写真をレビューがてらに紹介します。
SAMYANG 8mm F2.8 UMC FISH-EYE II のレビュー
このレンズは韓国メーカーSAMYANGの魚眼広角単焦点レンズです。
特徴としては最近XF8-16mmF2.8 R LM WRが発売するまではXマウントで使える一番広角のレンズでした。
マニュアルフォーカスなので価格も手を出しやすく、かなりコンパクトなレンズです。
登山に持って行くとなると可能な限り軽くしたいので、軽量コンパクトな所が一番のお気に入りです。
デザインは……あまりFUJIFILMのカメラに似合っているとは言えないですかね(^^;
他の人も書いてましたが赤リングはともかく、マウント根元のシルバーの差し色はいらないですね。
あと魚眼レンズなのでフィルターは装備できず、フードもレンズ固定式で専用のキャップが付属しています。
今だと画角が近いLaowa 9mm f/2.8 Zero-D Lensもありますがこちらは魚眼では無いようです。魚眼にこだわりが無ければ断然こっちですかね…(価格差はあるけどね)
デザイン的にもこっちの方がカッコいいなぁ(^^;
(両方のレンズを貼っておきます)
先ほど書いた様にこのレンズはマニュアルフォーカスです。ただ、8mmという超広角ではほぼパンフォーカスとなり、あまりシビアなフォーカス調整をすることはあまり無いです。接写の場合は拡大ピーキングしますしね。また、私の主な用途の星空撮影をする状況でははぼ無限遠固定だし、暗くてAFなんてそもそも使い物にならないのでマニュアルフォーカスで十分です(^^; 私のように用途を限定するのであれば写りも良く、中古で30k円代とコスパが高いので、個人的には魚眼の星空撮影用には1本持っていても良いレンズだと思います。
SAMYANG 8mm F2.8 UMC FISH-EYE II の作例
2018/5/1 立山 一の越山荘

2018/7/22 針ノ木小屋


2018/8/15 五色ヶ原キャンプ場
ここから夏の連休で6日間縦走した北アルプスシリーズ。一泊目は五色ヶ原キャンプ場の雨上がりの星空。
2018/8/17 黒部五郎小屋
前2日が雨で星が出なかったので、背負ってた三脚が無駄になりかけてたけど、この日は天候が良かった!
2018/8/18 笠ヶ岳テント場
6日間縦走最後の夜は、昼間の天気が良かった割には雲が多かった(^^;
2018/10/7 唐松岳山荘
9月に登山に行けなくて最後の夏山気分で行った後立山は寒かった(^^;
でもこの日は夕方雨が降った後に最高の星空が見れました(*^^*)
TOPにもしてますが、この時の縦走ではこの写真が一番良く撮れてたお気に入りです。
2018/10/8 白馬山荘
翌日の白馬山荘では寒くて小屋泊にしてしまった(^^;
少し雲があっても良いかもしれないと思った日でした。
2018/10/13 尾瀬ヶ原(見晴し)
尾瀬は珍しく一人登山では無く、初心者を連れて2人連れて3人で行った。
夜の星空は初めて山小屋に泊まる2人に感動してもらえて嬉しかったけど、ミニ三脚しか持って行かなかったのはミス(^^;
尾瀬はミニ三脚が置ける岩とか無いもんなぁ💦
2018/12/31 燕山荘
年越し登山で燕山荘での大晦日。
大晦日にここまで天気が良いことはほとんどないらしく、みんな100年に一度の大晦日って言ってた(笑)
2019/2/24 黒百合ヒュッテ
あまり雪が降ってないと噂だった八ヶ岳の黒百合ヒュッテの前で撮影。
ここの小屋はいつ行っても居心地が良くて大好きな山小屋です。
まとめ
登山での星空撮影って天候に左右されるから、何日か留まらない限りベストショットって撮れないんだと思います。
私の場合は登山のついでに星空を撮ってる程度なので、使えるか分からない広角単焦点レンズを重くしたくないという考えてこのレンズを使ってます。
本気で撮るならカメラもレンズも良いものは沢山あると思うので、そっちを使ったほうが良い写真が撮れると思います。(高いし重いけどね)
軽量コンパクトなX-T2とSAMYANG 8mm F2.8 UMC FISH-EYE IIの組み合わせでもこのぐらいの写真なら撮れますっていうのを紹介したかったので今回の記事を書きました。
まぁ星空撮影で一番大事なのはロケーションとタイミング(天候、季節、時間)なんだと思います(^^;