オールドレンズを10本ぐらい買ってきましたが、ついにLeicaのレンズに手をだしてしまった(^^;
選んだレンズはSummaron 35mm F3.5でLマウントもMマウントも存在するけど、今回はMマウントの本来は眼鏡が付いている時代の個体を選びました。
Leica summaron 35mm F3.5について
このレンズの歴史は古く、初期の物はバルナックライカ用のLマウントの時代から存在する。レンズの構成は変わっていないのでLマウントでも良かったのですが、絞りとピントリングが同時に回ってしまい使いにくそうだったのでMマウント版が欲しかった。ただ、Mマウント版だと10万円ぐらいしてしまうレンズなので諦めかけていましたが、ebayで本来眼鏡付きだけど眼鏡がセットで無いものが安いのを発見!
ライカのボディを使うのであれば距離計が使用出来ないみたいなので人気が無いみたいですが、当分はライカのボディを購入するつもりは無いのでコスパ重視で購入しました。(眼鏡のマウント部分が少しカッコ悪いですが…)
ちなみにUSで買ったからか絞りリングはfeet表示なのでマニュアルの操作では慣れが必要です。(LM-EA7を通してAFで使用するなら問題ありませんが…)
Leica Summaron 35mm F3.5の開放F値はF3.5とかなり暗いレンズですが、オールドライカレンズらしい繊細な描写で通好みのレンズという事で使ってみたいレンズでした。個人的に35mmの画角ってボケを生かすためにはF1.4とかの開放値が必要だと思っているので、パンフォーカスでスナップで使用するならF3.5でも良いかなと思って購入しました。
あとはライカレンズの中でもコンパクトな部類のこのレンズ。そもそもライカMのレンズは全体的にコンパクトだけど、沈胴式レンズを除くとこのレンズはかなりコンパクトです。所有しているレンズの中でも一番小さいと思う。小さいけど中身がずっしり詰まっている感じでそこそこの重量はあります。(180g)
手持ちのカメラに装備
α7Ⅲ+TECHART LM-EA7+Summaron 35mm F3.5
このレンズをフルサイズで使用できるα7Ⅲに装備しましたが、レンズが小さすぎてLM-EA7のモーター部が隠れなくて目立ちすぎるよ…
とは言ってもAFでこのレンズが使えるのはスゴイ楽!AFも中央付近であれば問題なく合焦しました。
X-Pro2+K&F Concept LM-FXマウントアダプター+Summaron 35mm F3.5
元々ライカMルックのX-Pro2に装備した方がやっぱり似合う!
APS-CのFUJIFILMのXマウントでは、35mm換算で53mmになってしまうので標準画角の暗いレンズとなってしまうので、この組み合わせはあまり使わなそうです。
でも無駄に眼鏡を付けてあげたくなる。。
作例
Cleveland with α7Ⅲ
Columbus(German village) with X-Pro2
まとめ
今回は2台のカメラでカラー主体でスナップを撮ってきました。ライカと言えどオールドレンズなので逆光気味の写真はコントラストが低めになりますが、私の最近の現像だとVSCOのKodack Goldのプリセットを使用してから彩度を下げる方向なのでこのレンズから撮れる写真は結構マッチしていました。
好き嫌いは分かれますがF3.5にしてはフルサイズのα7Ⅲで撮った時の周辺減光はかなり強いです。ただ明るいオールドレンズと違い、開放F値からピント面はシャープに写ります。(今回の写真はほとんど開放で撮影)
小さいレンズでとりあえずカメラバックに入れておけるので、今後いろいろと試してみたいお気に入りのレンズとなりました。